☆今まで「70歳」というテーマで、
来年満70歳を迎える私の「今」と「昔」を絡めて書いたり、語ったりしてきました。
やがては全てが、消えるものですが
やっぱり
残してみたかったり、言ってみたかったり
どうしてもあがきたくなります。
新年ということもありますが
「70歳」という題を変更します。
昨年末から、なんとなく・・・
年齢という数字にこだわらなくてもいいかという気持ちになりました。
これまで、本や映画やテレビ番組に触れながら、
今感じることを述べてきましたが、
評論でもないので、
新しい題名は
「独り言」にします。
☆前回のポッドキャスト配信やブログで
年末年始やクリスマスのイベントなどから、解放されていると言いました。
そう、
言葉で書いたり、言ったりすると
なお一層、私の頭の中で、
その意識が確固たるものになり、
肩こりのような重さがなくなりました。
例年になく、首こりや肩こりのない年明けになりました。
一応世間に合わせて、
人に会えば「おめでとうございます」
「本年もよろしくお願いします」と挨拶しました。
で、ふと感じたのですが・・・
例年と同様の言葉を吐きながらも
気分が新鮮でしたし、ちゃんと言おうと、意識したことは
とても不思議な感覚でした。
☆ここ数年、
私からの賀状は書いていないのですが
それでもいただいた賀状には
「寒中お見舞い」でお返事しています。
先方のお顔を思い浮かべながら、手持ちのハガキを選んで、
賀状よりはちょっとだけですが、多めのメッセージを書いています。
「寒中お見舞い」なので、焦る必要もなく、時間がかけられるので、送る相手の顔や思い出に浸って書くのもなかなか楽しいものです。
☆ハガキといえば・・・
娘は東京の自由学園の高校に進み、
そのあとアメリカにいく準備の1年、
合わせて4年を東京の寮で過ごしました。
自由学園の後半と留学準備の合わせて
2年くらいでしたか?
私は、娘に、毎日一枚づつのハガキを書いて送っていました。
朝、最寄りの駅まで高校生の息子を車で送った後、
駐車場に停車させて、ハガキを書いてポストに・・・が多かったですね?!
自由学園へは
本人の希望もありましたが
私と、主人の母の希望でもありました。
大学から東京に・・・が普通なんでしょうが・・・
高校の学費に加えて・・・寮での生活費など、
経済的には大変でしたが
自由学園で学ぶことは大きいはず、という考えがありました。
とはいえ、早すぎるかもしれない娘の自立に
「核」だけはしっかり伝え続ける必要があると思いました。
その方法が「一日一通」だったんです。
「あなたは大塚家の一員だよ」と言い続けるだけが親のつとめと思っていたので、ハガキを出すことで伝えようと思ったわけです。
あとは、勝手に育っていくはず・・・とも思いました。
ということで、娘が捨てずに東京から引き上げてきたハガキを、押入れから出してみました。
結構なハガキの数に、投函した私もびっくり!
時間のない中に書いていたはずなのに・・・ハガキ面!
娘のことを気遣う手紙というよりは・・・私の日記でした。
「大塚家の一員」だけでなく
今、思えば・・・私の「押し付け」でした。
あとで教えてもらったことですが、
「一日一信」(毎日一通の手紙を書いて送る)それを1000日続ける修行があるというのです。
私は2年くらいなので、1000までには届いていません。
つまり修行も道半ば・・・
「だから悟ってないんだ」ということですね。
ブログとポッドキャストでの「独り言」は続きます。
よろしくお願いします。