moyotanのブログ

70を前にして、ふと・・・感じていることを・・・

今週思ったこと・ドラマ・映画いろいろ・・

☆以前、私の頭痛は「気象病」によるものと言いました。

よく「膝が痛いから、今日は雨だよ」とかというふうに、

不調を雨との関係でいうことがありますが、

気象病は厳密にいうと雨ではなさそうで、あくまで気圧の変化みたいです。

 

というのも、

今日、晴れています。

でも先ほど、結構ひどい頭痛があって・・・

気象病のアプリを開いてみたら、

いちばんひどい爆弾マークの真っ只中を示していたのです。

今、頭痛は軽減しています。

アプリを再度確認してみたら、「やや注意」の表示になっていました。

 

 

☆「明日できることは今日やらない」とどこかに書いてあった言葉が

今週は何度となく頭に浮かびました。

そんな感じで、やっていきましょう。

 

 

☆年末になると、思い浮かぶ光景があります。

 

小学生の頃でした。

母が予約した美容院、その頃はパーマ屋さんと言っていましたが、連れていってもらいました。

 

小さい頃は「桃割れ」という髪型、

少し大きくなると「新日本髪」を結ってもらいました。

確か姉はいわゆる「日本髪」でした。

 

帰宅すると、普段着っぽい着物を着て・・・とは言っても母や姉のお下がりの見るからに古い着物でした。

 

結った髪で寝るのは、大変でした。

時代劇で見るような高いの枕はなかったので、

タオルを巻いて工夫したような・・・???

 

1月の3日とか4日には、再度パーマ屋さんに行って、

なでつけてもらいました。

で、

これもお下がりの晴れ着を着て、

大きな神社やお寺、例えば明治神宮とか浅草寺とかに初詣に行きましたし、

お稽古事の初稽古や新年会に行きました。

 

年末年始のパーマ屋さんは本当に混んでいて・・・という光景を思い出します。

 

 

 

☆以前のポッドキャストやブログで

「デフボイス 法廷手話通訳士」について話題にしました。

 

NHKの「ハートネットTV ドラマ・デフヴォイス舞台裏に密着」を観てから

「デフヴォイス 法廷の手話通訳士前編」を観て、

昨日の「後編」も観ました。

 

サスペンスドラマですが、

背景にコーダが背負ったものが中心にあり、

聾者の俳優さんたちの演技は目を見張るものでしたし、

かなり見応えのあるドラマでした。

 

 

☆今日は・・・

私がどんだけドラマ好きかわかってしまいそうですが・・・

 

私は好きなドラマはリアルタイムではあまり観なくて、

必ず録画して自由な時間にゆっくり鑑賞するスタイルなんです。

 

今回話題にするのは、

録画はもちろん撮りましたが、

その録画を、リアルタイムから、15分くらい遅れてから観始めるんです。

そうするとCMを飛ばしながら観れるからです。

 

今シーズンで、そんな見方をしたドラマは、

「いちばんすきな花」というドラマでした。

 

好きな俳優さんが出演するという期待がいちばんでしたが、

生方美久さんの脚本というのも、なんかウキウキしました。

 

放送開始めてから、

賛否が分かれるドラマだったようですが、

私としては

魅力的なセリフの数々と、

セリフで説明し切らず、私たちに想像させてくれたこと。

 

で・・・最終的には、

「あのセリフや小道具はこういう意味だったのね。」という軽い推理を解いてくれるスッキリ感などがありました。

 

とはいえ・・・

最近のドラマの会話はテンポが速く、聴き逃したり、意味が汲み取れなかったりもあり、録画で再度見直しています。

 

このドラマは

日常に起こるちょっとしたいざこざはあるものの、

大きな盛り上がりはなく、

淡々としていて、何気に変化していったりする様(さま)が心地よくて、

毎週、ちょい遅れのCM飛ばしで楽しみましたし、録画を2度くらいは観ていました。

 

あるYou Tuberが「随筆的ドラマ」と称していましたが、

そんな感じですかね。

 

 

 

 

☆話は変わって、私の地元鹿児島県の美山の名士というか・・・

陶器、薩摩焼を400年引き継いできた沈寿官さんのドキュメンタリー映画を観てきたので、

「ちゃわんやのはなし」というドキュメンタリー映画

それについても触れたいと思います。

 

 

30数年前、鹿児島で家を建てるために、

日曜ごとに鹿児島市郊外を車で、まわっていました。

 

私たち夫婦は、東京からの鹿児島に移住したのです。

 

鹿児島市から串木野方面に向かう途中、

それまでの風景とは異なる街並みに心惹かれました。

 

薩摩焼の郷とあり、美山という地名でした。

 

 

その一風異なる雰囲気の街並みが

夫婦でいつまでも心に残り、

相談をしていた不動産屋さんに美山を希望にして、

現在の場所に家を建てました。

 

大好きな司馬遼太郎との縁もある場所というのでびっくりしました。

 

 

司馬遼太郎は、14代沈寿官さんから

420年前の朝鮮から連れてこられた陶工たちの話を聞き、

「故郷忘じがたく候」を書きました。

 

薩摩ばかりでなく、佐賀、萩など日本各地に

朝鮮から渡ってきた陶工たちが

その素晴らしい技術を根付かせていたということも

映画では語っていました。

 

沈寿官窯は

私たちが移住してきての30数年前から親しく身近にあった窯元さんですが、

今回この映画を観て、改めて、

「伝統を引き継ぐこと」と同時に「新しくなっていくこと」を考えるきっかけになりました。

 

「美山の街並みを通ると独特の気の流れを感じますね」

と、ある友人が言ったのですが・・・

 

私も同様のものを感じたような気がします。

 

来年も初詣は「玉山神社」に歩いて行こうと思います。

玉山神社に行くと、深ーい呼吸、息が深く吸える感覚をいつも感じます。