鹿児島のミニシアターの会員になりました。
一昨日、観た映画のことを書きたい思います。
「えっ?!」「なんだこりゃ〜」という映画を観てきました。
「小説家の映画」という韓国映画で、海外で賞も取っています。
監督はホン・サンス。
ホームページによると、このホン・サンスさんは、監督ばかりか、製作、撮影、編集、音楽も担当したみたいです。
映画の場面場面で、「えっ?!」「何これ?」と思うことがしばしばありました。
この映画のストーリー自体は、
ちょっと大それたことを言いますが、
そんなに大したことなくて・・・
切り取った場面・場面が大切みたいで、
観る者に「気になる」というインパクトを与えてくるんです?!
これまで、ストーリーを追って進んでいくことが、
映画には大切なんだと思ってきた私なので、
ちょっとビックリでした。
場面場面で、何度となく「?マーク」とか「気になるー」が、私の脳で湧き起こってきてどんどん重なってしまいます。
それはセリフばかりでなくて、雰囲気とか周りにいる人の動きとか表情とか・・・妙に気になったり・・・なんですよね。
他の映画のように盛り上がりがあるわけでもなくて、
観ている自分が、一体何を追いかけているのかわからなくなったりしますが、
なんですが、不快じゃないんです。
映画の最後も「プツン」と切れて。
「えっ?」とまた「?マーク!」
「なんなのこの映画は?!」
「面白かった?」
「いやー」
「でも気になる」・・・と自問自答を繰り返しながら帰宅しました。
家に帰ってきてからも、気になって仕方なくて・・・
ということで
今日、「小説家の映画」という映画を紹介をしました。
「?マーク」がいっぱいなのに、不快じゃない映画が、初めてだったからです。
この映画をご覧になった方は、どんな感想を持たれるんでしょうね?
賛否が分かれる映画かもしれませんね。